2015年04月02日

ぐっすり眠るために…寝るときは真っ暗にすべき?しないべき?

朝、光を浴びると、脳にある体内時計の針が進み、体内時計がリセットされて活動状態に導かれます。また、体内時計からの信号で、メラトニンの分泌が止まります。

睡眠は光(朝日)を浴びてから、14~16時間後にメラトニンが分泌するようになっています。朝日を浴びた時間によって、その夜のいつごろに眠くなるのかがすでに決まる。午前中は1,000ルクス以上の明るさを好みますが、午後からは少しずつ減っていき、夕方には200ルクス位になります。

iPadなどのLED画面が発する可視光線の中でも専門家が特に懸念しているのは波長が短い青色光。メラトニンは10代をピークとし、高齢になるつれその量は減少します。よって、高齢者の方がスマホを長時間使用する際は、注意が必要。朝はブルーライトを含む太陽光を目に取り込むことでスッキリと目覚めることができます。

間接照明とは光源または照明器具から放射された光のほとんど(90%以上)が天井や壁面を照らして、その反射光が床面や作業面を明るくする照明のこと。天井や壁などに反射させることによって生まれる穏やかで温かみのある間接照明の光は、副交感神経に作用して、気持ちを落ち着かせ、心地よいリラックス状態を作ってくれます。明かりそのものがあまり眼に触れないような場所、足元やベッドの下などがオススメです。「見えなきゃ意味無いだろう?」と思いがちですが実際は「見えなくても足元は明るいんだ」といった精神的な落ち着きの方が重要。



Posted by yuyu123 at 10:19